「算数が苦手!」「算数嫌い!」と言う生徒がたまにいます。

本当に算数が嫌いなのでしょうか?

 

理由を聞くと、「計算が合わないから、苦手!」、「文章題は嫌い!」と、2つに大別できるようです。

でも、それは「嫌い」や「苦手」と決めつけるには早すぎると思います。

 

「計算が苦手」に対しては、よく言われているように「毎日繰り返して計算練習」をしていけばスピードも身に付き、正答率も上がります。

ただし、その際に何の指摘もしないで、「間違えた問題を何度もやり直しているうちに偶然正解した」となると、あまり上達は期待できません。

そこで、間違えた途中計算の内容(部分)に対して、『本人の間違えやすい癖を指摘してあげる』こと。

そして、『本人もそれを意識して計算する』こと。

そうなれば、みるみるうちにどんどん上達します。

 

「文章題が苦手」の場合の多くの子は、問題を読んですぐに計算しようとします。

「足し算、引き算、掛け算、割り算」を使って『どうやるのだろう?』『どう計算するのだろう?』と、すぐに考えようとします。

大事なのは、『問題の意味をとらえること』なのに必死になって『計算方法』を考えてしまうのです。

「文章題は、ストーリーのある物語」です。ですから、読んだらその状況や場面を想像することが大切です。

早く答えを出そうと、いきなり計算方法を考える癖がついてしまっている場合には、「答えを求める前に、まず想像しよう」「やり方は、あとからついてくるから」と言ってあげます。

『問題を読む』→『イメージする』→『問われていることに対して考える』

この三段階をしっかりと身に着けさせてあげれば、文章題も嫌いにはならないでしょう。